医療技術の進歩が看護師の仕事も変える

2011.10.24

看護師の仕事内容が質的にも量的にも大きく様変わりした背景には、さまざまな要因があります。とりわけ大きいのは、医療技術の進歩発達と、社会構造の変化です。まず、医療技術の進歩ですが、ある外科医師の言葉を紹介しましょう。「一九六〇年代から、医療技術の革新の波が次々と嵐のように押し寄せました。かつては心臓に電気メスを入れるなど、だれも想像さえしなかったのです。だが、医療技術の発達によって、不可能が可能になり、これまでなら助からなかっか命が助かるようになった。つまり、《完全には治らないが生き延びられた状態》の患者が急激に増えたのです」この医師の言葉には、日進月歩の医療技術の成果と、それがもたらす医療の変貌とが見事に示されています。《完全には治らないが生き延びられた状態》の患者が急増したことにより、看護師の役割も大幅に増大しました。看護師求人の詳細はDODAナースで詳しく説明されています。また、医療技術の進歩は、患者の延命を可能にしただけでなく、同時に医療内容の高度化、複雑化、機械化、専門分化をもたらしました。それらと並行して、看護師の業務内容もいちだんと繁雑になり、多様になっています。たとえば、心電図モニターの情報判断や操作管理は、いまでは看護師がマスターする技能の一つとなっています。一時代前の看護活動には考えられなかったことでした。さらに、わが国の疾病の傾向が変化したことも、看護師の役割増大に拍車をかけています。肺炎やコレラなどの細菌性、急性の疾患が激減し、糖尿病などの慢性疾患や、脳血管障害やガンなどの成人病が増えています。こうした変化は、長期にわたって看護を必要とする患者さんが増えたことを意味します。