業界の甘さを許してきた元凶

2011.09.22

これまでマンション管理費の中身については、ほとんど注意が払われていませんでした。しかしここへきて急速に、「管理費の内訳はどうなっているの?」「管理費の設定は妥当か?」といった購入者のシビアな視線が向けられはじめています。私たち不動産業者にも、多くのマンション管理組合からの相談があいついでいます。これまでの管理業界は、世の中の無関心、マンション住民の無関心に甘えてきた感が否めません。マンションの管理会社はほとんどのケースで、分譲するデベロッパーの子会社が請け負う設定になっています。ただそれはあくまでも、当初の設定。その管理会社がきちんと仕事をしていなかったり、管理費が不当に高かったりすれば、値下げ交渉をしたり、場合によっては管理会社の交代だってできるのです。マンション管理の主体は、あくまでも住民で結成する管理組合。けっして、管理会社ではありません。まずはマンションに住む人自身が、管理に対して関心を向けることが大切です。